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日本における100年の歩み
蒸気機関車からディーゼルエンジンへ

アトラスコプコ(創立時の社名はアトラス)は、1873年にスウェーデンのストックホルムで創立されました。蒸気機関車の製造販売からスタートし、19世紀の終わりから20世紀の初めにかけて、産業用ツール、コンプレッサ、ロックドリルの第一号を製造しています。その後、次第に事業の重心を蒸気機関車からディーゼルエンジンの製造販売に移していきました。製造は主に、現在もグループ本社を置くストックホルムのシクラで行っていました。100年前の1912年にアトラスコプコが日本で初めて販売した製品も、この地で製造したディーゼルエンジンでした。
アムンゼンからの評価

アトラスコプコのビジネスが日本で始まる前年の1911年に、歴史的に有名なノルウェーの冒険家ロアール・アムンゼンが人類史上初めて南極点を踏破しました。アムンゼンは快挙達成の帰路、1通の短い電報を打ちました。「ディーゼルエンジンは素晴らしかった(Dieselmotor excellent)」と。アムンゼンの乗ったフラム号にはアトラスコプコの船用ディーゼルエンジンが搭載されており、彼はその180馬力のパワーにいたく満足したようです。それ以来、アトラスコプコは誇りを持って、南極(South Pole)にちなむ「ポラー(Polar)」という商標を自社製ディーゼルエンジンにつけました。
ポラー・ディーゼルエンジンから現在の製品群へ

日本に初めて導入されたアトラスコプコの製品、舶用のポラー・ディーゼルエンジンは、スウェーデのガデリウス社を通じて販売され、日本で船に搭載されました。1912年以降、日本では同社を正式な販売代理店として、コンプレッサや産業用ツール、土木鉱山機械、建設機械など今日に至る製品群を販売してきました。1979年には事業の拡大とさらなる発展のためにガデリウス社と合弁で日本法人を設立。1986年にはアトラスコプコ100%資本によるアトラスコプコ株式会社に改組しました。近年では不二空機(株)とSCAシュッカー・ジャパン(株)をグループ会社に持ち、現在に至っています。

