新しいSymmetrixの試用

2014/06/19

Drilcorp社 - 新しいSymmetrix 131の試用

英国ダラム郡のシーハムを拠点とするDrilcorp社は、スコットランド北東部アバディーンAB12 3QAで、深さが合計7.5メートルに及ぶ220個の穴を掘削した排水請負事業で受賞歴があります。作業現場の表土は、地表から5~7メートルまで異なる岩質が混じった砂利、花崗岩の大礫と巨礫、花崗岩の岩盤から組成されており、掘り出された巨礫の中には直径1メートルを超えるものもありました。このような地層の発掘は現場担当者にとって明らかに厄介な作業です。

“ジョン・ゴワンズ氏はアトラスコプコの機器とサポートに感銘し、当社が推奨する2機目のCOP 54ハンマーを含む2台目のSymmetrixシステムの購入にその場で同意しました。”

James Mollon, 英国のエリアセールスマネジャー

Drilcorp社の取締役であるジョン・ゴワンズ氏から、同社の現場の状況への解決策を提案するように私に依頼がありました。そこで迷うことなく選んだのがSymmetrix回収型NモデルR168/10-132とそれを実行するための新しいSecoroc COP 54ハンマーのセットで、このパッケージをまとめて現場へ送りました。2014年6月19日木曜日に私もアバディーンの現場を訪れて、新システムを試運転して、オペレータが正しく使用していることを確認しました。リグは3.6メートルストロークのチルトアウトヘッド付きMassenza MI6で、コンプレッサはIngersoll Rand 400 cfm/200 psiカスタムトラックユニットでした。新システムをセットアップして午後12時10分に掘削を開始し、コンプレッサを10 barで低速回転させたところ(リグのゲージなし)、このシステムでは対応できないいくつもの巨礫に遭遇しました。


オペレータはアトラスコプコの社員の前で新しいキットを使用することに若干戸惑いを見せたものの、午後12時40分までには上記の合計深さまでさく孔できました。オペレータが冗談で「さく孔するよりもケーシングを取り出す作業のほうが時間がかかりそうだ」と言いましたが、実際そのとおりでした。私自身も過去数年間に同様の地盤条件で旧設計の回収型SymmetrixシステムNモデルを使ったことがあり同じことを感じていたので、新設計のSymmetrixは「武器」になると確信しています。排出機能の改良によってシステムの性能が大幅に向上しており、品質の観点でも過酷な条件での耐久性が旧モデルよりもはるかに優れているはずです。この現場での掘削はわずか7.5メートルでしたが、多大な改善点を見ることができました。リングビットの出し入れ時のラッチもその1つで、5箇所のラッチをなくして回転の必要性を減らしたことで機能性が大幅に向上しています。円滑な動きでラッチを簡単に固定/解除位置に操作できる点については、Drilcorp社のオペレータも言及していました。


現場の訪問中、ジョン・ゴワンズ氏と進捗状況について何度も電話で話し合いました。ジョン・ゴワンズ氏はアトラスコプコの機器とサポートに感銘し、当社が推奨する2機目のCOP 54ハンマーを含む2台目のSymmetrixシステムの購入にその場で同意しました。この2台目のシステムはBerreta T44向けにカスタマイズされ、現在は現場への搬入準備を行っています。この試験運用では、環境に配慮したMatexハンマーオイルなどの消耗品のご注文も受けました。また今後もご注文をいただけるように、お客様と強固で有益な関係を構築する上でも役立ちました。現在、他の請負業者のお客様からこのシステムへの引き合いが3件あり、これらの業者のうちロージアン西部のGreencat renewables社とダラム郡のGeodrill社はいずれもスコットランドとイングランドに土質工学の事業所を構えています。これらのお客様に適切な現場が見つかり次第、試験運用を実施してシステムの購入をご検討いただけるように計画しています。

顧客事例